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筋膜リリース

筋膜リリース

IASTMテクニックによる筋膜リリース

最近筋膜リリースをよく耳にすることが多くなりました。
ですが、筋膜リリース自体は昔からある有名な施術法です。
ただ、当院の筋膜リリースは特殊な器具を使用します。
当院の筋膜リリースは
IASTMテクニック
( Instrument Assistant Soft Tissue Mobilization【軟部組織治療法】)
により筋膜をリリース(解放)していく、

純度の高いステンレス製の専用のツールを使用する軟部組織モビライゼーションです。
当院は本場米国製のSMARTTools®を使用しております。
筋膜とは筋肉の表面を包んでいます。(鶏肉で言うと皮と身の間にある膜の事です)

この【筋膜】は偏った姿勢や、スポーツ等で使いすぎ(オーバーユース)が原因で
筋肉や靭帯に癒着する事があります。
この筋膜が癒着した部位を探しリリース(解放)することで

可動域や疼痛の軽減を目的とする施術方法です。

筋膜リリースとは

筋肉や靭帯と癒着してしまった筋膜をはがすこと。 ⇒滑走性を取り戻すことが出来る。

滑走性が良い

正常な筋肉の動き。 筋膜と筋肉の間にある潤滑液(ヒアルロン酸)が筋肉の動きをスムーズにします。

滑走性が悪い

筋膜が癒着している状態。 ケガ、筋疲労、使いすぎ、運動不足などにより潤滑液となるヒアルロン酸が少なくなり、凝集化(凝り固まった状態)し、筋膜と筋肉の滑りが悪くなってしまった状態。

痛みの原因

筋膜には痛みを感じるセンサー(ポリモーダル受容器)が多く、筋膜の癒着が原因でこのセンサーに刺激が入り【痛み】として認識されます。 筋膜の癒着の大きな原因として滑走性の低下(ヒアルロン酸が凝り固まってしまい、コラーゲン繊維の硬化)があります。 その結果、筋膜が癒着し硬くなってしまい、【可動域制限・運動痛】などの症状に繋がります。

イメージでいうと、シャツを誰かに引っ張られて身動きが取りにくい状態。

IASTMの効果

1.体性自律神経反射

ツールで皮膚を摩擦することにより振動が起こります。 その振動が伸張レセプター(神経の受容器)へ働きかけます。
すると血流の増加により温度が上昇します。 そして凝り固まったヒアルロン酸や硬化したコラーゲン繊維が流動化され、それにより滑走性が正常な状態に戻り、【可動域の拡大・運動痛の減少】が期待できます。

2.再生(リモデリング)

ツールにより刺激・摩擦を加える事により、筋膜を始めとする軟部組織が破壊されます。 そのため、皮下に炎症反応が起こし赤いあざのようになることがあります。(1日から数日で消えます。) この反応で血流が増加し血行が良くなったことにより、ヒアルロン酸に水分が行き届き筋膜の滑走性が正常に戻ります。壊れた軟部組織は柔らかい正常な軟部組織として再生(リモデリング)されます。